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フランスの原風景
15CVは単なる自動車ではなくフランスの風景の一部と言える。
片田舎の田園風景、都会の目抜き通り、そして戦場と化した市街地など、どんな背景にも溶け込んでしまうのだ。
この車がいるだけでフランスなのだ。


 

なんでこれをモデル化したのかなぁ
ミニチャンプスならいざ知らずマイストが、でも、この15CVはすごい車だったみたいだ。
シトロエン・トラクシオン・アバン (Traction avant) は、フランスの自動車メーカーシトロエン が1934年から1957年まで製造していた前輪駆動の乗用車およびその派生シリーズを指す通称である。
世界でも極めて早い時期に、前輪駆動とモノコック構造を採用した自動車の先駆の一つである。
 


キャパから拝借した写真 <Robert CAPA Testimony Against War>



1944年6月シェルブール南部の戦闘でバリケードに使われて残骸となった「Traction avant」無残な姿ではあるが、これはこれで風景にとけこんでいる。「Traction avant」はフランスそのものに思える。




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